人事コンサルティング

歯科医院経営を持続的に成長軌道にのせていくためには、人材の成長スピードを考慮して、定期的に人材を採用していくという発想も必要です。しかし、多くの歯科医院では、必要な人材数を確保できないという状況にあるのではないでしょうか。

少子高齢化がすすみ、歯科医院で活躍できる若い世代が減少し続ける中で、受付や歯科助手といった無資格者の確保も難しくなっています。とくに、無資格者の多くは、歯科医院で働くよりも、福利厚生の良い民間企業への就職を望む傾向にありますので、受付や歯科助手といった人材の確保に苦労するのは、ある意味当然のことといえます。

もちろん、歯科衛生士の採用も簡単なことではありません。特に新卒の有効求人倍率は、15倍とも20倍とも言われており、歯科衛生士学校に求人票を送付するといった採用活動だけでは必要な人材数を確保できないと言っても過言ではありません。

情報化社会に応じた採用マネジメントの仕組みを構築して情報発信力を強化していくことが必要不可欠になっています。

また、歯科衛生士の中途採用に関して言えば、規模の小さな歯科医院は相当に不利な環境にあると言えます。大規模歯科医院と比較すると、「院長先生の好き嫌いで人事が決まる」「有給休暇が取りにくい」「福利厚生も良くない」といったイメージを持っている求職者が少なくないために、規模の小さな歯科医院へ転職することを敬遠する傾向にあります。

さらに問題なのは、人材の採用に関して、「即戦力になる人に来てほしい」「やる気のある人に来てほしい」といった漠然としたイメージしか持っておらず、「とりあえず応募してきた人を採用する」→「医院が求めている人物像ではなかった」→「院長に評価されないのでスタッフが辞める」→「なんとなく良さそうな人を採用する」という悪循環に陥っています。

このような悪循環を断ち切るためには、まず平均点以上の労働環境を整備して「働いてみたい歯科医院」に変革しなければなりません。その上で、自院にとって必要な人物像を明確にして、応募者の中から人材を選別して、医院にあった才能や考え方を持った人材を確保していくことが求められます。

歯科衛生士や受付助手といったスタッフが慢性的に不足している医院様におすすめです

• 歯科衛生士を採用したい
• 歯科助手や受付といった無資格者の人材を確保したい
• 採用について相談できる外部の専門家がほしい
• 採用の仕組みを構築したい
• 定期採用を実施したい