歯科医院専門の社会保険労務士事務所│大阪府
キーパートナーズ社労士事務所
〒558-0041 大阪府大阪市住吉区南住吉1-6-32
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全国的にみると歯科医院の開業数は鈍化していますが、大都市での歯科医院開業数は増加傾向にあります。しかし、大都市圏でも地域生活者の高齢化と人口減少化が加速しており、1医院あたりの外来患者数は減少に転じているところも少なくありません。このような環境の中、開業はしたものの、経営的に苦戦してしまう医院が後を絶ちません。誰でも開業が成功する時代ではないからこそ、医院経営を戦略的に捉えることが必要です。しかし、院長先生の多くは、医院経営について研究する時間的余裕はないというのが現実ではないでしょうか。私たちは、専門家として開業後、早期に経営を安定させる為のサポートをトータルであるいは課題別に提供いたします。
まずは先生が理想とする診療スタイルを検討します。保険診療を中心にするのか、自由診療のウェイトを上げたいのかなどを概ね決めた上で、矯正歯科や小児歯科を実施していくのかなど診療内容を設定していきます。
開業エリアのご希望を伺った上で診療スタイルにあった開業地の選定を行います。成人矯正や審美歯科ならビジネス街や繁華街が適当と考えられますし、小児歯科や小児矯正であればファミリー世帯が多い地域などが向いています。大まかに開業エリアを決めたら、地域の物件情報を取得していきます。
理想の診療スタイルを具現化できるように、医院の規模、ユニット台数、診療設備などを勘案して物件探しを行います。ご希望に近い物件があれば、必ず現地に足を運んで、駅やエリアの中心部からのアクセス、患者が入りやすいか、視認性が高いか、駐車場などをチェックします。同時に、建物の築年数や管理状態、歯科医院に相応しい内装が可能かどうかも含めて検討して、テナント契約を進めます。
事業計画書を作成して、開業に必要な資金や借入金額を検討します。その上で、毎月の返済額をかえすために必要な売上目標を設定します。事業計画書は資金を調達する為に必要不可欠な業務です。※顧問税理士と協同して進めさせていただきます。
診療スタイルにあった診療設備や器材を検討します。診療ユニットやレントゲン装置、口腔内スキャナーなど理想の診療を行うに最適な設備を予算を勘案した上で選び抜きます。
歯科医院を運営していくには、一緒に働いてくれるスタッフの協力が必要不可欠です。スタッフを採用すること年々困難になっているので、計画的に募集と面接を行っていきます。
歯科医院を開業する時は、保健所に開設届を提出する必要があります。開設届は、開業地を管轄する保健所に開設後10日以内に提出します。※開設日は診療開始日ではなく、内装工事が完了し診療器材が整い診療を開始できる状態になった日を指します。
開設届の提出後、保健所による医院の実地検査が行われます。保健所の審査が通ったら、地方厚生局に保険医療機関指定の申請を行います。申請から指定医療機関コードの発行までに1カ月程度かかります。その後に保険診療が行えるようになります。
開業日にあわせて内覧会を実施することで地域生活者に歯科医院の存在をアピールすることが出来ます。また、内覧会で多くの地域生活者に医院内に足を踏み入れてもらうことで、診療予約を頂くことも可能です。開業から良いスタートダッシュを切ることになります。
患者さんを継続的に集めるために有効な広告宣伝はホームページです。歯科医院を探す際に、インターネットで検索する地域生活者が多いので、検索エンジンでの上位表示対策も必要不可欠です。必要に応じて先生が得意な診療内容に特化した専門ホームページを制作することで、特定の治療内容に興味がある患者さんを効果的に集患できます。
開業時ユニット数 | 報酬(トータル) |
---|---|
1~5台 | 1,100,000円 |
6~10台 | 1,320,000円 |
11~15台 | 1,650,000円 |
16台以上 | 別途見積り |
歯科スタッフの労務管理やマネジメントに関するアドバイスだけでなく
組織活性化コンサルティングにも対応いたします。